【FrontierPlants】チランジア・ウスネオイデス・チックフォーム Tillandsia usneoides ‘Thick Form’ 育て方 図鑑
目次
チランジア・ウスネオイデス・チックフォームはウスネオイデスの中でもっとも葉の太い品種。流通量も多くウスネオイデスの中でももっとも乾燥に強く育てやすい。ウスネオイデスは中米から南米の広い地域に生息しており地域変異や栽培品種も多くその種類を全て集めることは非常に困難。
この太い葉のタイプが一般的に良く流通するタイプで、ホームセンター等で売られているのはだいたい本種で、ウスネオイデスだけで名前が付けられて売られていることが多いです。
しかしどの地域で採取されたものなのか、選抜された栽培品種なのかは良く分かっていません。この流通する太葉タイプの多くがグアテマラの農場から輸入されたものですが、タイミングや時期によってはその太さ、色等が異なることも多いです。
ウスネオイデス・メキシカンフォームと呼ばれるものも太い葉のウスネオイデスで本種に良く似ています。
葉は細長いですが、ウスネオイデスの中ではもっとも太くトリコームも厚く白く美しいのが特徴的です。
開花期には緑色の三枚花弁の花を咲かせます。花には芳香があり、爽やかな甘い香りがします。ランの花の香りに似てるとも言われ癖のないいい香りです。花はとても小さく目立ちませんが、ふと花の香りを感じ、良く見てみると開花していることがありますので、香りがしたらチェックしてみることをお勧めします。
栽培は難しくなく、気をつけるポイントは暑さと無風状態である。気温が高い状態で無風状態が続くと蒸れたり枯れこむことがあるためなるべく風通しの良いところで水やりを多めに管理するのが綺麗に保つ秘訣である。
また中心部が枯れこみやすいため、なるべくばらして管理することで蒸れを防ぐことができる。乾燥に強いといっても水やりは多めにすること。
霧吹きなどでは中心部まで水が行き渡らない事も多いため、バケツに漬けたり、シャワーで全体にしっかりと水をかけてあげると良い。
花色
緑色
開花サイズの目安
横5cm 高さ10~40cm
原産地
中米から南米にかけて
栽培難易度
容易
水遣りの目安
週に3回以上
日照
半日陰
栽培のポイント
風通しの良い場所で水やりを多めに管理する。
基本的なチランジアの育て方はコチラ
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