【FrontierPlants】チランジア・マツダエ　Tillandsia matudae　ティランジア育て方　図鑑

チランジア・マツダエは美しい銀葉を持つメキシコ原産のチランジア。タイプ標本はメキシコはチアパス州で採取されました。発見者はメキシコ植物学の父と称され植物学の発展に尽力された故松田英二氏でその名の由来になっています。チランジア好きとしては是非コレクションして欲しい品種です。

標高は2100mの森林の樹皮に着生しており、本種はその場所以外からの採取情報はなく、現在流通しているのものはその場所由来の株となります。

繊細で葉は柔らかく、全体に白いトリコームが見られます。

開花期には赤、朱色の短い大きな花序から白い筒状の花を咲かせます。

水を好み、高山性チランジアのため暑さにやや弱いです。直射日光も葉焼けしやすいため、遮光するか直射日光の当たらない明るい日陰で管理するのがおすすめです。

交配種としては以下のものが知られています。

ティランジア・ピンクジェム　Tillandsia Pink Gem（T. chiapensis × T. matudae）

花色

白色

開花サイズの目安

横　10ｃｍ　高さ10ｃｍ

原産地

メキシコ、チアパス州

栽培難易度

やや難しい

水遣りの目安　

週に２～３回

日照

半日陰

直射日光は６０％ほど遮光する

栽培のポイント

水を好み、暑さにもやや弱いです。