チランジア・マヤンベース Tillandsia Mayan Vase ティランジア育て方 図鑑

 【FrontierPlants】チランジア・マヤンベース Tillandsia Mayan Vase ティランジア育て方 図鑑

チランジア・マヤンベース Tillandsia Mayan Vase
チランジア・マヤンベース Tillandsia Mayan Vase

チランジア・マヤンベースは故Gary Hammer氏によってメキシコで2007年に採取されたイオナンタの中から選抜された選抜品種になります。イオナンタのグループとして扱われています。

Mayanシリーズのうちの一つで、イオナンタのコレクターにはたまらない品種ですが、流通量が少なくとても高価です。また偽物も出回ることがあるので注意が必要です。Pachara Orchidsから直接リリースされた株には上記の画像のように親株の開花写真が付けられることが多いため一つの目安にするといいと思います。

葉は肉厚で、とても短く、葉の密度も高く引き締まった姿をしており大きくなると20cmほどまで成長します。葉の断面は三角形をしており、葉の全体にトリコームが見られ、マヤントーテムポールとトリコームの出かたも若干違うように感じます。

特徴は茎を伸ばしながら成長していくことと上部がやや広がっていくことです。またマヤントーテムポールとの違いはその子株の出方にあります。マヤントーテムポールが株の根元から子株を出すのに対して、本種の子株は茎の中央部、途中、体幹からでるということです。

開花期には赤く紅葉し紫色の筒状の花を咲かせます。

上記画像の株は本種を登録した本人から分けていただいた株になります。

栽培は難しくなく丈夫ですが、上の画像のサンプルタグの写真のように成長させるにはかなり難しいです。なので小さいサイズで開花してしまうこともあります。

大きく育てるポイントは鉢に乗せて育て、通年温度の変化を抑え、環境をあまり変えずに育てるのがいいそうです。品種登録した本人がそう言っているのですが、農園では屋外の遮光ネット下で普通に管理していました。タイでも雨季と乾季、夏季と3シーズンはありますので、環境に慣れさせ気長に育ててあげるといいかもしれません。

花色

紫色

開花サイズの目安

横  5cm 高さ 13cm

原産地

メキシコ

栽培難易度

普通

水遣りの目安 

週に2~3回

日照

半日陰

直射日光は60%ほど遮光する

栽培のポイント

鉢に乗せて育て、通年温度の変化を抑え、環境をあまり変えずに育てるのがいいそうです。

基本的なチランジアの育て方はコチラ

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