【FrontierPlants】チランジア・クラーケン(カーリースリム綴化)Tillandsia Kraken(T. Curly Slim Cristate Form) ティランジア育て方 図鑑
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チランジア・クラーケンはチランジアカーリースリムの栽培品種で綴化現象を起こした品種になります。チランジアの綴化現象はとても希少なため、見かけることはほとんどありません。通常のカーリースリムとはまた違った姿をしているのも特徴的で、開花期には赤い花序が複数個所から大量に出る姿はとても魅力的です。
本種は2010年にレインフォレストフローラ社から購入したチランジア・カーリースリムの中から見つけられました。登録した人物はタイのElm Mema 氏。
葉は多肉質で弾力があります。トリコームが厚く白く、葉の色も暗い色をしているためシルバーグレーに見えます。根元は成長するにつれて壺型に膨らむ壺型種ですが、ほっそりとした形状をしています。成長するにつれて成長点が増えていき細長いうねる葉を沢山形成していきます。クラーケンという名前の通りたくさんの足を持つ怪物のような姿へと成長してくれます。
また開花期に見せる姿も異なり、花序は鮮やかな赤で、複数の場所から細かく複数に分かれる花序を出して開花します。
栽培は難しくなく丈夫で育てやすいです。明るく風通しの良い環境で管理すれば問題なく成長してくれますが、綴化品種は根元の風通しが悪くなりやすいので注意してあげてください。枯れた葉が根本付近にあると水が溜まりやすいので腐る原因になります。本種は直径30cm以上のクランプになることもありますので、とても育て甲斐のある品種です。
花色
紫色
開花サイズの目安
横 20cm 高さ 20cm
原産地
栽培品種 タイ Elm Mema 氏
栽培難易度
普通
水遣りの目安
週に2~3回
日照
半日陰
直射日光は60%ほど遮光する
栽培のポイント
明るく風通しの良い環境で管理する。綴化品種は根元の風通しが悪くなりやすいので注意すること。
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