【FrontierPlants】チランジア・テワカーナ Tillandsia tehuacana 育て方 図鑑
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チランジア・テワカーナはメキシコはプエブラ州原産のチランジア。ホロタイプは標高2120mのサン・ルイス・アトロティトラン San Luis Atolotitlan付近の柱サボテンに着生して自生していました。自生地は乾燥した斜面や谷で、あたりには背の高い柱サボテンや硬いマメ科の植物が生えている低木林、疎植生に覆われた大地と厳しい環境に自生しています。30cmほどまで成長する大型種で、成長していくと筒型の姿へとなっていくユニークな種です。
葉は非常に硬質で、全体にうっすらとトリコームが出ている銀葉種。葉には縦に筋がはいっており、クシフィオイデスにも似た雰囲気をもっていますが、大きく成長すると似ても似つかぬ姿へとなっていきます。大きく成長した姿はまるでタンクタイプのチランジアのようでシュッとした筒型の姿へと成長します。また自生地では葉が赤黒くなることから、強い光で栽培すると葉は赤黒く紅葉すると思われます。
開花期には赤く細かく分岐する花序をだして開花します。花は紫色の筒状の花で、本種の姿と相まって非常に美しい姿を見せてくれます。
栽培は難しくなく、丈夫で育てやすいです。明るく風通しのよい場所で管理してあげれば問題なく成長してくれます。成長スピードはゆっくりですが、開花せずとも子株をたくさん出します。子株は小さすぎると成長しませんので、取るタイミングには注意が必要です。ある程度大きくなってからはずしてあげてください。
根を良く出すので、着生させて管理してあげると調子よく成長してくれます。自生地ではサボテンに着生していたりもしますよ。
花色
紫色
開花サイズの目安
横10cm 高さ25cm
原産地
メキシコ、プエブラ
栽培難易度
容易
水遣りの目安
週に2~3回ほど
日照
半日陰
直射日光は50%ほど遮光する
栽培のポイント
着生させて管理してあげること。明るく風通しの良い場所で管理する。
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