【FrontierPlants】チランジア・ダイエリアナ Tillandsia dyeriana 育て方 図鑑
目次
チランジア・ダイエリアナはエクアドル原産のタンク系のチランジア。自然生息域はエクアドルの熱帯マングローブ林であり、非常に暖かく湿度の高い環境に生息している。チランジアの中でもっとも美しい花を咲かせることで有名であるが、同時に栽培難度の高いことでも有名。
大きく成長する大型種で40cmを越すほどに大きく成長してくれる。
葉は柔らかく軟葉系のタンクブロメリアであり、トリコームもなく緑葉種である。葉の根元付近には黒いスポットが入る。葉の中心は筒状になっており水を貯めれるような構造になっている。形はビルベルギアに良く似ている。
開花期にはオレンジ色の一風変わった花序を出す。花序は平らで大きく、カニの爪(鳥のくちばし)のような花苞を左右交互に10個ほどつける。そのカニの爪のような花苞から白い小さな花を咲かせる。花序は下垂する。
この花序はヘリコニア(和名オウムバナ)という熱帯の植物のものと非常に良く似ている。
栽培はやや難しく夏の暑さ、冬の寒さ、乾燥などに気をつけなければならない。また鉢植えで管理しなければほとんどの場合失敗してしまいます。ミズゴケなどで素焼きの鉢に植え付け、直射日光の当たらない日陰で管理すると良いですね。
週に2度ほど筒の中の水を全て取り替えるように水やりをし、用土を確認し、乾いているようであれば水を与える。通常のチランジアよりも根から水を吸う割合が多い。
ちなみに寒さに非常に弱いと思われがちですが、10℃程度までは耐えてくれます。試験的に10℃を下回るような環境でしばらく管理してましたが成長は止まるものの特に問題ありませんでした。
花色
白色
開花サイズの目安
横 15~30cm 高さ20~40cm
原産地
エクアドル
栽培難易度
普通
水遣りの目安
週に2回ほど
日照
半日陰
栽培のポイント
ミズゴケなどで素焼きの鉢に植えつけて管理すること。
基本的なチランジアの育て方はコチラ
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