【Frontier Plants】タイ(バンコク)の植物 買い付け旅行記 チャトチャックマーケット編(場内の様子)

【Frontier Plants】タイ(バンコク)の植物 買い付け旅行記 チャトチャックマーケット編(場内の様子)

 

みなさんこんにちは!

世界各国から植物を輸入している私ですが、先日タイはバンコクまで直接植物を買い付けにいってきたのでその様子をお伝えしたいと思います。

今回はバンコクのチャトチャックマーケット編です。

【Frontier Plants】タイ(バンコク)の植物 買い付け旅行記 チャトチャックマーケット編(買い物編)はこちら

【Frontier Plants】タイ(バンコク)の植物 買い付け旅行記 植物検疫と税関検査編 はこちら

 

チャトチャックマーケットって?

タイのバンコク中の植物が集まるといわれているのがチャトチャックマーケット!

観光では土曜、日曜日に開催されるウィークエンドマーケット(通称 JJマーケット)が有名ですが、毎週火曜の夕方から水曜日、木曜日の午前中に開催されるのがチャトチャックの植木市。

チャトチャックの植木市はウィークエンドマーケットで使われる建物の場外ぐるっと一周、植物の露店が並びます。屋外ですので非常に陽射しが厳しいです。熱中症などには充分注意が必要なくらい暑いので必ず帽子や汗拭きタオルをもっていくことをオススメします。

私が行った時は夏の終わりで36℃くらいでしたが、真夏は45℃までいくそうです。

あとは値段がとってもわかりづらいので、電卓を持っていくことをオススメします。タイ語で言われてもほとんど値段がわかりません。電卓を渡すと値段を打ち込んでくれますよ!

 

中心の時計塔のある建物その周りがチャトチャックの植木市場の会場になります。

 

園内には飲み物が売っていないとの情報もありますが、売ってます!ちょっと割高ですが気にならない程度ですので無理せず水分補給をしてください。ペットボトル一本が15~20バーツほどでした。

トイレも結構あります。ただ紙が有料だったりしますので気になる方は携帯されることをオススメします。

 

毎週3日間の開催ですが、狙い目はずばり水曜日です。

火曜日にはまだ出展してないお店があったり、木曜日は早く帰ってしまうお店もあるため、水曜日にいってください。水曜日ですら遅刻してくる露店の方も見かけるくらいタイの人はおおらかです

水曜日は朝早くから沢山の人でにぎわっており、早朝であれば日差しもそこまで強くないため狙い目なんです。

 

チャトチャック市場への行き方

こちらはMRT 地下鉄というやつですね!

 

MRTガムペーンペット駅より徒歩

2番出口をでるとすぐにチャトゥチャックがあります。

BTSモーチット駅より徒歩

1番出口、MRTチャトゥチャック公園駅の1番出口をでて、“チャトゥチャック公園”内を入ります。公園の左の方向へ道なりに進んでいくと、チャトゥチャックの出入り口に到着します。

 

チャトチャック市場の様子

 

私はちょっと遅くお昼前に到着しました。先ずは足早にぐるっと園内を一周します。どんなお店があるのか見て回りました。

サボテンのみを扱う一種類の植物専門店や、季節の草花をバランスよく取り揃えているお店、流行のいろいろな植物を取り扱うお店などお店のカラーも多彩でした。

専門店は珍しい種類のものや希少なものなどもありマニアでも楽しめるようなお店で店主の方も非常に詳しく気さくで話してるだけでとっても面白いです。

では画像とともに場内の様子を紹介していきます。

ここから画像が超大量ですので気をつけてください。

アデニウム屋さん ソコトラナムや黒や黄色の花のアデニウムを種類豊富に扱ってました。
ネペンテス ウツボカズラ屋さん 食虫植物が豊富なお店。ウツボカズラは全種CITES記載種なので持ち込みには申請が必要です。
ビカクシダ屋さん 山採りのものや栽培物など種類豊富に扱っており、持ち帰りたい気持ちをグッとこらえます。
アンスリウム屋さん ここは普及種がメインでした
ソテツ屋さん ソテツも全種CITES記載種なため申請が必要です。エンセファラルトスなんかもありましたよ!
球根屋さん クルクマ、アマリリス、ジンジャー、ステファニアなどなどありました。
サンスベリア屋さん タイではサンスベリアのコレクターも非常に多いのでサンスベリアのお店は結構多かったですね。マッソニアーナ、ロリダ、ドラゴンウィングなどなど珍しいものも結構たくさんありました。
サボテン・多肉屋さん サボテンや多肉植物も豊富にありましたがサボテン科は全種CITES記載種になりますので申請が必要です。
場内は車で直接買い付けできるため車がバンバン通ります。危ないし、車の熱気が余計に暑さを感じさせます。
タイはラン王国!ラン屋さんは非常に多くデンファレ、バンダ、カトレア、コチョウランが驚きの値段で売ってます。しかしラン科植物は全種CITES記載種なため持ち込みには申請が必要です。
私のお目当てブロメリア屋さん!場内には4~5軒ほどありました。どれも美しく目移りしてしまいます!
こちらはチランジア屋さん。場内には3軒ほど。ほとんどが普及種の取り扱いのみでした。でも日本で買うよりかは安いです!
ヘリコニヤやシャンプージンジャーなんかも花付きで売ってます。日本だとそうそうお目にかかれませんね。
アグラオネマも非常に種類が豊富でコレクターが多い植物!何軒か専門店がありました!
さすがにシダのお店も多かったですね!ホウビカンジュが驚きの大きさ!着生系のシダ屋さんや木性シダ屋さんなどなど種類によって分かれているのが驚きでした。
盆栽屋さん タイでも盆栽は親しまれていて何軒かみかけられました。お値段はちょっと高めですね。松やツツジもありました。
クロトン屋さん まさかのクロトン専門店でしたが非常に綺麗で印象に強く残っています。個人的に欲しかった!
ペンタスなんかの草花ももちろん売ってます。タイの物価からいうと日本よりちょっと高いかな。

 

こんな感じで大きいものは直接車に載せています。購入して後で車で取りに来てる人もいました。
このように園芸資材も売ってます。鉢や流木、切り株などなどタイならではのアジアンなものも売ってました。
学生さんも着ていたり。こんなテントゾーンもありました。一区画ごとにお店の人がいてたくさん植物が並んでました。
テントゾーンその2 植物であふれかえってます。
サボテン専門店 接木サボテンはどれも魅力的なものばかり。お値段は気軽に買えるようなものではありませんでしたが、店主の方はとっても優しい女性の方。
スイレン屋さん 信心深いタイではスイレンもやはり人気です。
タンクブロメリア 色や模様が本当に美しい!タイの気候で育てたらぐんぐん成長しそうですね。タイでは地面に植えてもへっちゃらです。
ユーフォルビア・マハラジャ 葉っぱ付きとはまた珍しい!日本ではほとんど葉っぱは付いていませんからね。光合成しやすそうで活き活きしてました。
こちらはブルバーゴ。きっとタイの気候なら一年中美しい開花姿が見られますね。
すでにベアルート状態のアデニウム。大根が売られてるみたいですね。
大型樹木ゾーン!これ全て売り物です。
僧侶の方もお買い物 何を買ったのか気になります。
大型植木通り こんな大きなものも普通に売ってます。
商品の木陰で一休みされてます。かっこいいヤシですねー!これはオールドマンパームかな?
大型植木通り、まるで道路の街路樹ですが売り物です。さすがに安かったです。

 

柱サボテンも沢山置いてありました!ユーフォルビアやサボテンはこちらでも人気ありますね。
フルーツも売ってます!奥のドリアンは美味しくて、タイには女房を質に入れてでも食べるということわざがあるくらいタイ人はドリアン好きです。
ドラセナ・カンボジアナ?ドラコ?もとっても立派。日本だったらとても買えない(売ってない)

 

リプサリスも沢山 リプサリス・ラムローサスは葉っぱが赤くなってとっても綺麗なサボテンです。(画像右奥)
フンキアナのクランプ。タイではフンキアナを非常に多く見かけましたが、湿度を好み、寒さに弱いフンキアナにとってタイはまさに楽園でしょう。
毛柱類のサボテンも日本に比べると安価でした。最近日本でもずいぶん安くなったと思いますがやはりタイのほうがまだ安いですね。
アジサイも売ってました!赤しか売ってないのでタイの土壌がアルカリ性なのかアルミニウムが含まれていないのかもしれませんね。
まるで盆栽のようなアデニウム タイでは買えてしまう値段なのが恐ろしいですね。
喉から手が出るほど欲しい人が沢山いるエンセファラルトスはタイでは幹が10cmほどでも安くてびっくりお値段です。ですがもちろんCITES記載種で密輸は逮捕されますので絶対やめてください。

 

以上がチャトチャック市場の様子になります。いかがでしたでしょうか?

ぐるっと一週分写真を撮りながら歩きましたが、本当に植物だらけでじっくり見てると時間がいくらあっても足りませんね。

そして灼熱です。私が行った時は夏の終わりで36℃くらいでしたが、真夏は45℃までいくそうです。体力のある私ですらちょっと厳しい環境でしたので体調には充分気をつけてください。車も沢山通りますし、熱気と排気ガスの匂いなどもかなりきついです。

 

さてさてお次はどのように植物を買えばいいのか?買い付け編につづきます!

 

【Frontier Plants】タイ(バンコク)の植物 買い付け旅行記 チャトチャックマーケット編(買い物編)

Leave a Reply

CAPTCHA