【FrontierPlants】チランジア・ビフローラ Tillandsia biflora 育て方 図鑑
チランジア・ビフローラ Tillandsia biflora
チランジア・ビフローラはパナマ、ニカラグア、コロビア、ペルー、ボリビア、コスタリカ、ベネズエラ、エクアドルにかけて広く分布するタンク系のチランジア。タンクタイプのチランジアとしては小型種の部類に入る。非常に美しい葉の模様と入手が難しいことからマニアにも人気が高い。管理が難しいことでも有名。
葉は薄く柔らかい。非常に繊細な印象を受ける。琥珀色の模様は葉に密に入り妖しくも非常に魅力的である。日照が不足するとこの模様が少なくなるため注意したい。
開花期には白に近い淡いピンク色の花苞からピンク色の花を咲かせる。見た目からは想像できないほど可愛らしいので是非見ていただきたい。夏場に開花することが多いため株の体力の消耗に気をつけたい。
本種は管理が難しいことでも有名で特に注意したいのが夏場の高温である。30℃以上になるとまず芯が腐ってしまいすっぽ抜けてしまう。夏場の高温期などはなるべく涼しいところもしくは冷却用のファンなどの準備が必要である。乾燥にも強くなく葉の先が茶色く枯れてくるので高い湿度が必要である。
冬場は10℃以上をキープできないのであればタンク内の水を空にして湿度の高いところで管理すること。10℃以上であれば水をいれたままでも冬越しできる。
直射日光に当てると葉焼けするため半日陰もしくは明るい日陰で管理するとよい。小型なため水が早くなくなる事が多い、小まめに確認し水を補給してやると良い。
栽培品種のチランジア・ビフローラ・グリーンなども存在する。
花色
ピンク色
開花サイズの目安
横15~20cm 高さ10~15cm
原産地
パナマ、ニカラグア、コロビア、ペルー、ボリビア、コスタリカ、ベネズエラ、エクアドル
栽培難易度
難しい
水遣りの目安
週に2~3回
日照
半日陰から明るい日陰
栽培のポイント
夏場の高温に注意すること
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