【FrontierPlants】チランジア・カシュキン(ペルーインカゴールド) Tillandsia ‘Kashkin’(‘Peru Inca Gold’) ティランジア育て方 図鑑
目次
チランジア・ペルーインカゴールドはTillandsia Kashkinと同一のものであるという見解がなされています。そして登録の日付がカシュキンの方が先のためカシュキンの名前が一般的には優先されますがペルーインカゴールドの名前の方が有名です。
またペルーインカゴールドの名で広く知られていますが、登録はTillandsia Inca GoldでありPeruは付きません。本種の正確な交配はわかっていませんが、チランジア・ジュクンダと何かの自然交配種であるのではないかとされています。名前の由来は本種をボリビアの新種として採取したMichael Kashkin氏に由来します。
なぜ名前が二つあるのかというと、Michael Kashkin氏がTillandsia sp. Boliviaとして本種を販売し、本種は一旦オーストラリアに行きます。その次に本種の謎を解決するためにアメリカに持ち帰られました。解明の結果、当時のボリビアのどの種とも一致せず、ジュクンダと何かの交配種ではないかとされましたが、正確な種まではわかりませんでした。そこで「Kashkin」となずけられたのが1994年。
その後1999年にTillandsia Internationalが「Inca Gold」と言うティランジアを販売しました。その「Inca Gold」が「Kashkin」と同一だと気づきましたが、今でも「Inca Gold」の名前で販売されているため名前が今でも二つ残ってしまっています。
茎を伸ばす有茎種で、開花せずともよく子株を出してクランプになります。あまり単体では開花せず大きなクンラプになってから一斉に開花することが多いようです。
葉は厚みがあって硬くライトグリーンの綺麗な色をしています。葉には白いトリコームが全体に現れます。茎を伸ばしながら成長していきますが、20cmほどで収まりそれほど長くは伸びません。
開花期にはトリコームのある黄色味のある花序から灰色がかったクリーム色の複雑な色合いの三枚花弁の花を咲かせます。また花には香りがあるとされています。
栽培は難しくなく丈夫で育てやすいです。開花せずとも子株を出してクランプになります。
花色
クリーム色
開花サイズの目安
横15cm 高さ15cm
原産地
ボリビア
栽培難易度
普通
水遣りの目安
週に2~3回
日照
半日陰
直射日光は60%ほど遮光する
栽培のポイント
明るく風通しのよいところで管理する。
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