チランジア・イオナンタ・ゼブリナ Tillandsia ionantha ‘Zebrina’ 育て方 図鑑

 【FrontierPlants】チランジア・イオナンタ・ゼブリナ Tillandsia ionantha ‘Zebrina’ 育て方 図鑑

 

チランジア・イオナンタ・ゼブリナ Tillandsia ionantha ‘Zebrina’
チランジア・イオナンタ・ゼブリナ Tillandsia ionantha ‘Zebrina’

 

内側もゼブラ模様がしっかりとあります。

 

チランジア・イオナンタ・ゼブリナはイオナンタの栽培品種の一つ。1994年まではイオナンタの変種Tillandsia ionantha var. zebrina として扱われていましたが、植物学者の見解からイオナンタの範疇に収まるとして判断されました。それからすぐに栽培品種、現在のTillandsia ionantha ‘Zebrina’として登録されます。

1975年グアテマラシティからリロ・ダルセに向かっての約120kmを超えたあたりの郊外の幹線道路沿いでBert Foster氏によって採取されました。氏が大きなサボテンの後ろで休んでいると同行していたDr. Lyman Smithが本種を見て喜んでいたそうです。しかし自生地はその後すぐグアテマラで起こった地震によって破壊され無くなってしまったそうです。

また現在流通しているのはこのグアテマラで採取された株のクローンではなく、メキシコで採取されたもののクローンが多いそうです。なのでTillandsia ionantha ‘Zebrina Mex’と分けて呼ぶこともあるようです。

葉に独特のゼブラ模様が出る特徴的なイオナンタでその美しさから人気も高いです。ゼブラ模様にはある程度個体差があるものの安定して、ゼブラ模様が入ります。子株にもしっかりと遺伝するのでクランプになった姿はまた見事!

葉は肉厚で、通常のイオナンタと比べてゼブラ模様が出る以外に変わりはありません。葉のトリコームは粗めで毛足もやや長く白いです。開花期には基本種同様紅葉し紫色の筒状の花を咲かせます。

栽培は難しくなく、成長速度も基本種と比べるとさほど違いはありません。数年で大きなクランプへと成長してくれます。

 

花色

紫色

開花サイズの目安

横3~7cm 高さ4~8cm

原産地

栽培品種(グアテマラ)

栽培難易度

容易

水遣りの目安 

週に2~3回

日照

半日陰

直射日光は50%ほど遮光する

栽培のポイント

育てやすく丈夫!

基本的なチランジアの育て方はコチラ

フロンティアプランツオンラインストアはこちら

 

Leave a Reply

CAPTCHA