チランジア・アンプラ Tillandsia ampla( Tillandsia lajensis) 育て方 図鑑

 【FrontierPlants】チランジア・アンプラ(チランジア・ラジェンシス) Tillandsia ampla( Tillandsia lajensis) 育て方 図鑑

 

チランジア・アンプラ(チランジア・ラジェンシス) Tillandsia ampla( Tillandsia lajensis)
チランジア・アンプラ(チランジア・ラジェンシス) Tillandsia ampla( Tillandsia lajensis)

 

 

チランジア・アンプラはチランジア・ラジェンシスのシノニムとされています。本種はエクアドルのプルラワ植物保護地区(Reserva geobotánica Pululahua)近くの海抜2900m地帯の森林地帯に自生しています。ちなみにチランジア・ラジェンシスはエクアドル、ペルーの海抜1800~3800m地帯に自生しているとされています。大型のタンク系のチランジアで40cm以上に成長します。

葉は肉厚で、やや硬質。葉はライトグリーンで美しく、葉の中心には水を貯める筒所タンクが存在します。大きな葉をロゼット型に展開しながら成長していきます。葉にはほとんどトリコームが見られない緑葉種。フリーセアとの交配がされている珍しいチランジアでもあります。

開花期には大きな分岐する黄色の花序を出して紫色の花を咲かせます。本種の花序はユニークで、花苞がうねるように出ます。

栽培は丈夫で難しくありませんが、夏の暑さには注意が必要です。真夏は涼しい場所で管理し、葉やけしやすいため直射日光には気をつけてください。

成長期には水を好むため、湿度を高く保ち、筒の中に水を貯めることを忘れないようにしてください。用土はミズコケを使用して管理すれば問題ないですが、ミズゴケが長時間乾燥状態にあると目に見えて成長が鈍くなります。ミズゴケもしっかりと湿らせてあげてください。

通常のチランジアのように週に2~3回霧吹きし、週に1度は全体に水をかけ、筒の中の水を交換してあげてください。

交配種としては以下のものが作出されています。

フリスランドシア・カスケードフレーム(フリーセア・レッドテイル×チランジア・アンプラ) Vrieslandsia Cascading Flame(Vriesea ‘Redtail × Tillandsia ampla)
フリスランドシア・ファンタジー(フリーセア・ジェニー×チランジア・アンプラ) Vrieslandsia Fantasy (Vriesea ‘Jeanie’ × Tillandsia ampla)

花色

紫色

開花サイズの目安

横 35cm 高さ35cm

原産地

エクアドル

栽培難易度

普通

水遣りの目安 

週に2~3回

日照

明るい日陰

直射日光は50%以上遮光する

栽培のポイント

ミズゴケなどに植えつけて、筒の中や用土にもしっかりと水をあげること。夏の暑さに気をつける。

 

基本的なチランジアの育て方はコチラ

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