【FrontierPlants】チランジア・セルーレア(カエルレア)Tillandsia caerulea 育て方 図鑑
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チランジア・セルーレアはエクアドルからペルーにかけて分布する有茎種のチランジア。1816年に発表されている古くから親しまれているチランジアで、非常に繊細な茎と葉を持ちます。多くが海抜2000m以上の場所に自生しているため夏場の蒸れや暑さにやや弱いところがあるので注意が必要です。
葉は柔らかく細く、トリコームが全体に現れている銀葉種。茎を伸ばしながら細く長くぐんぐん成長していきます。
開花期には細い花序を出し、青紫色の三枚花弁の花を咲かせます。花は可憐で芳香があり、クロカータにやや似た甘く繊細な香りがします。
栽培は難しくなく、夏場の蒸れに注意して管理すれば問題なく成長してくれます。明るく風通しの良い環境を好み、寒さには比較的強いため暖かい地域であれば年間を通して屋外で管理することもできなくありません。夏場は風通しのよい涼しい日陰で管理してあげてください。
開花せずとも茎の途中から子株を出してクランプを形成します。子株は季節の変わり目に出やすいという特徴があります。
「caerulea」はラテン語で「ブルー」を意味しており、名前の由来は青紫色のその花からと思われます。カエルレアはラテン語読みに由来し、セルーレアは英語での発音になります。
交配種
- チランジア・バードロックスワール(ストラミネア × セルーレア) Tillandsia ‘Bird Rock Swirl’(T.straminea × T.caerulea)
- チランジア・ホルムズバジリスク(セルーレア×ライヘンバッキー) Tillandsia ‘Holm’s Basilisk’(T.caerulea × T.reichenbachii)
- チランジア・ホルムズカプリコーン(セルーレア×ストラミネア) Tillandsia ‘Holm’s Capricorn’(T.caerulea × T.straminea)
- チランジア・ティピカルノーマン(ストレプトカルパ×セルーレア?) Tillandsia ‘Typical Norman’(T.streptocarpa × T.caerulea?)
花色
青紫色
開花サイズの目安
横 3~10cm 高さ 6~25cm
原産地
エクアドル、ペルー
栽培難易度
普通
水遣りの目安
週に2~3回
日照
半日陰
直射日光は40%ほど遮光する
栽培のポイント
夏場の暑さと蒸れに注意すること
基本的なチランジアの育て方はコチラ
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