【FrontierPlants】チランジア・バリアビリス Tillandsia variabilis 育て方 図鑑
目次
チランジア・バリアビリスはボリビア、コスタリカ、ベラクルス、オアハカ、サンルイス・ポトシ、タバスコ、チアパス、ユカタン、プエブラ、ベネズエラ、コロンビア、西インド諸島および南フロリダの広い範囲にかけて分布するチランジア。森林地帯の樹上に着生して生息している。
最大で30cmほどまで成長し、チランジア・フラベラータにも似た外見を持つが花序はフラベラータのように分岐はしない。
葉は柔らかく厚みのある葉で、トリコームが少ない緑葉種である。しかし開花期以外でもほのかにピンクや赤色が混じるような葉色をしている。葉の質感は独特であり、光沢がありどこかゴムっぽい。
開花期には全体が赤紫色に紅葉し、赤く大きな花序をだす。赤い花苞から紫色の筒状の花を咲かせる。
栽培は難しくなく、明るく風通しの良いところで問題なく管理できる。森林地帯の樹上に着生して生きているため湿度を好み、強い光を好まないため。やや水やりを多めにし湿度の高い環境でミズゴケなどに植え込んでかんりすると良い。
交配種としては以下のものが知られている。
チランジア・グレッセン(バリアビリス×カピタータ・イエロー) Tillandsia ‘Gretchen’ (T.variabilis×T.capitata ‘Yellow’)
花色
紫
開花サイズの目安
横15~30cm 高さ15~30cm
原産地
ボリビア、コスタリカ、ベラクルス、オアハカ、サンルイス・ポトシ、タバスコ、チアパス、ユカタン、プエブラ、ベネズエラ、コロンビア、西インド諸島および南フロリダ
栽培難易度
普通
水遣りの目安
週に2~3回ほど
日照
明るい日陰
直射日光は60%以上遮光する
栽培のポイント
湿度を好むため、ミズゴケなどに植え込むか着生させて管理すると良い。
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