【FrontierPlants】チランジア・ストレプトカルパ　Tillandsia streptocarpa　育て方　図鑑

チランジア・ストレプトカルパはボリビア、ペルー、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルの原産の銀葉種のチランジア。小型のチランジア・ドゥラティーと姿が良く似ているが、本種の葉はドゥラティーほど葉がカールせず、葉が完全に逆さまにはならない。

分布範囲が広く変異、個体差も多く存在する。トリコームの厚みや多きさ等々。

葉は多肉質で軟らかい。ベルベットのようなやや毛足の長いトリコームを全体にまとっておりシルバーの色味が美しい。古い葉は折れ曲がるように真横に向き、先端はややカールするといった魅力的な姿をしている。

開花サイズは２０～３０ｃｍほどで開花期には非常に大きく見事な紫色の花を咲かせる。この植物のサイズにしては大きな花を咲かせるうえに花には芳香もある。是非開花させた姿を楽しんで欲しい。

栽培は難しくなく明るく風通しの良いところで問題なく管理できる。花付きも良く育てやすいため安心して育ててほしい。

交配種としては以下のものが存在する。

チランジア・ブルームーン　Tillandsia Blue Moon（T.mallemontii×T.streptocarpa）
チランジア・ハーブプレバー　Tillandsia Herb Plever（T.peiranoi ×T.streptocarpa）
チランジア・ホルムズタイガー Tillandsia Holm’s Tiger　（T.straminea (striped form)×T.streptocarpa）
チランジア・ホルムズ・ユニコーン Tillandsia Holm’s Unicorn　（T.streptocarpa×T. paleacea ）
チランジア・マウリエズマレモンティー Tillandsia Maurie’s Mallemontii
チランジア・オクトパス Tillandsia Octopus　（T.reichenbachii×T.streptocarpa）
チランジア・パシフィックブルー　Tillandsia Pacific Blue（T.mallemontii×T.streptocarpa）
チランジア・タイピカルノーマン　Tillandsia Typical Norman（T.streptocarpa×？）
チランジア・ファンデルモリス　Tillandsia Van der Mollis（T.mallemontii×T.streptocarpa）

花色

紫色

開花サイズの目安

横ｃｍ　高さｃｍ

原産地

ボリビア、ペルー、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル

栽培難易度

容易

水遣りの目安　

週に２～３回

日照

半日陰　直射日光は５０％ほど遮光する

栽培のポイント

明るく新鮮な風が確保できるところで管理すると良い。