【FrontierPlants】チランジア・フアラゼンシス Tillandsia huarazensis 育て方 図鑑
チランジア・フアラゼンシス Tillandsia huarazensis
チランジア・フアラゼンシスはペルー原産のチランジア。チランジア・スファエロセファラやチランジア・シュレイテリーをそのまま大きくしたような外見をしている。金属質の幅広の葉とまるで大きな花のような草姿が人気のチランジアだが流通量も少なく手に入れるのは難しい希少種。開花サイズは20cmほどと大きく成長する大型種である。
葉は硬質でしっかりとしており、幅広の葉にはトリコームもうっすらとあり、一見キセログラフィカのように内側に向かってややカールするように見えるが、これは乾燥状態である。調子の良い状態では葉はしっかりと伸びてロゼット型になる。
金属質の光沢ある葉が魅力的でありロゼット型に葉を展開する様子はまるで一つの大きな花のような草姿でとても美しい。
開花期にはカラフルな花序を出し白に近いピンクの筒状の花を咲かせる。花序はピラミッド状に分岐するので見応えたっぷりである。
栽培は難しく夏の暑さにも弱い。下の葉が枯れこむこともあり段々と葉が少なくなっていって枯れてしまうことがある。半タンクタイプのチランジアだと思って素焼きの鉢に水苔などで植え付けて管理すると調子よく成長する。
湿度を好むため水やりはしっかりと行う。またすぐに葉焼けするため柔らかい光、明るい日陰などで管理したほうが無難である。
管理の難しいチランジアであるが、その見た目の美しさから何度もチャレンジする人が多い。
花色
白に近いピンク
開花サイズの目安
横15~30cm 高さ15~25cm
原産地
ペルー
栽培難易度
難しい
水遣りの目安
週に回
日照
栽培のポイント
素焼きの鉢などに植え付けて管理する。夏の暑さと日差しに気をつけること。
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