【FrontierPlants】チランジア・ストレプトフィラ Tillandsia streptophylla 育て方 図鑑
チランジア・ストレプトフィラ Tillandsia streptophylla
チランジア・ストレプトフィラは非常に美しいフォルムと花をもつ壺型種を代表するチランジア。自生地ではチランジア・セレリアナ同様、葉と葉の間の空間にアリが巣を作る「アリ植物」としても有名である。
でっぷりとした壺型のフォルムとくるくるとカールした多肉質の葉が魅力的でトリコームも良くでて非常に美しい。
このカールした葉の状態は乾燥状態であり水遣りを多め、またはソーキングすることにで水分を吸収すると葉をピンと伸ばした状態になる。水分量で姿を大きく変える面白いチランジアである。この機能は雨季と乾季を生き抜くために備わったといわれている。
花も非常に魅力的で分岐する赤い花苞から紫の筒状の花を咲かせる。この魅力的な花とフォルムは多くの交配種の親としても用いられることが多く、交配種にもしっかりと遺伝しており魅力的な種をおおく排出している。
性質は非常に丈夫で乾燥にも耐えよく成長する。良く発根するため着生させるか素焼きの壺などに植えつけると良く成長する。乾燥状態の見た目が好まれるが、水分を多めに管理したほうが調子が良い。あまり極度に乾燥させすぎると枯れる原因になるので注意すること。
個体差によってカールが強いものもおり水遣り多くしてもカールがとれないものもある。また大型に成長するチランジア・ストレプトフィラ・ジャイアントなども存在する。
花色
紫
開花サイズの目安
横20~40cm 高さ15~25cm
原産地
メキシコ~ホンジュラス
栽培難易度
簡単
水遣りの目安
週に2~3回
日照
半日陰の明るい環境
栽培のポイント
着生させて育てると調子が良い。
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