【FrontierPlants】チランジア・アエラントス Tillandsia aeranthos 育て方 図鑑
チランジア・アエラントス Tillandsia aeranthos
チランジア・アエラントスはチランジアの有茎種を代表する種のうちの一つで、非常に多くの変異種や栽培品種が存在する。本種は流通量も多い普及種で園芸店などにもおおく流通しており目にする機会も多いだろう。
葉は硬質でトリコームが少ない緑葉種の色をしている。チランジア・ベルゲリと非常に似ており外見から判断するのは難しく、ベルゲリとの交配種がアエラントスとして売られている場合も多い。ベルゲリとの違いはベルゲリが一年中子株を出すのに対して、本種は開花後に子株を形成するというサイクルの違いがある。
また本種の花序は濃いピンクで花は濃い紫の三弁花に対して、ベルゲリは薄い紫の花という違いもある。本種は花付きも良く春頃に開花することが多いようだ。
本種は非常に丈夫なため、チランジア初心者にもオススメである。寒さに強く温暖な地域では戸外での越冬も可能である。乾燥してくると葉が丸まってくるため水遣りは葉を見て調整すると良い。
原産地では海面付近から海抜数百メートルにいたる広い地域で生息する。
本種は花付きも良く、花自体も美しい美種、育てやすさといいチランジアをはじめるにはオススメの種である。
その他の品種
チランジア・アエラントス・ジャイアント、アエラントス・ミニアータ、アエラントス・ミニアータミニミー、アエラントスミニアータミニミニミー、アエラントス・アメジスト、アエラントス・マージナータ、アエラントス・アルバ、アエラントス・ニグラ(アエラントス・ミニパープル)、アエラントス・ブロンズ、・アエラントス・グレイゴースト、アエラントス・パープルレーザー、アエラントス・ザブラック、アエラントス・パープルファン
花色
濃いピンクの花苞に濃い紫の三弁花
開花サイズの目安
横8~12cm 高さ15~20cm
原産地
アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル、パラグアイ
栽培難易度
簡単
水遣りの目安
週に2~3回ほど
日照
半日陰
栽培のポイント
特になし
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