【FrontierPlants】チランジア・キセログラフィカ Tillandsia xerographica 育て方 図鑑
チランジア・キセログラフィカは銀葉種の代表種でありチランジアの王様とも呼ばれ非常に人気のあるチランジア
白く幅広の葉がうねりながらカールするその姿は非常に美しく、また花も見事である。開花期はうっすらとピンク色に色付き赤黄色の複数分岐する花序を出し紫色の筒状の花をつける。
入手は容易で雑貨屋でも見かけることが多いが、ワシントン条約Ⅱ類にあたり自然界では絶滅危惧種なので大切に取り扱って欲しい。現在流通しているものは農家さんで増殖、栽培されているもの。
乾燥に強く強健で育てるのは容易、中心部に水を溜めて管理する方法もあるが、風通しが悪いところや暗い場所で行うと腐りやすいのでお勧めしない。風通しの良い明るい場所で通常通り管理して充分育つ。逆に水が溜まりやすい構造なので室内で管理する場合は注意すること。
ちなみに育てていけばすべてが巨大な50cmサイズになるわけではない。開花してしまえば成長は止まり、開花しやすい遺伝子のものは巨大にはなりにくい。巨大なサイズのものが欲しい場合は巨大なサイズのものを買うこと。
色味が美しくやや細葉で葉数が多い美種キセログラフィカコロンビアフォーム
葉が長く良くカールするセログラフィカロングリーフなどの変異種も存在する。
花色
赤黄色の花序に紫色の花
開花サイズの目安
横20~50cm 高さ10~30cm
原産地
メキシコ、グァテマラ
栽培難易度
簡単
水遣りの目安
週に1~2回
日照
半日陰で管理する
栽培のポイント
枯らす原因のほとんどが中心部が腐ることなので、水は溜めないようにする。
赤と黄色の見事な花序
巨大なキセログラフィカ
キセログラフィカコロンビアフォーム
キセログラフィカロングリーフ
Leave a Reply