チランジア・ヒューストン Tillandsia Houston (T.stricta × T.recurvifolia) 育て方 図鑑

 【FrontierPlants】チランジア・ヒューストン Tillandsia Houston (T.stricta × T.recurvifolia) 育て方 図鑑

 

チランジア・ヒューストン Tillandsia Houston (T.stricta × T.recurvifolia)
チランジア・ヒューストン Tillandsia Houston (T.stricta × T.recurvifolia)

 

 

チランジア・ヒューストンはチランジア・ストリクタとチランジア・レクルビフォリアの交配種。多くの交配種を作出しているMark dimmitt氏による交配種で非常に個体差が多いのが特徴。Tillandsia Houstonを一つの系統名として使用しており、本種の個体差を選別し多くの栽培品種を作出している面白い種でもあります。

非常に大きなピンク色の花苞を出すのが特徴的。両親よりはるかに大きく成長する大型種で25cm以上に成長することもあります。F2交配の兄弟交配や戻し交配はさらに大きく成長するとの記述もあります。

葉は細めですが、柔らかく厚みがあります。葉にはレクルビフォリアの性質を受け継ぎ、全体にしっかりとしたトリコームが出ている銀葉種。葉の密度も非常に多く、美しいロゼット型に葉を展開して成長していきます。強光の下では葉が紫色に色づくこともあります。

開花期にはピンク色の大きな花苞を出し、青みがかった白い花を咲かせます。花苞は20cmほどまで伸びるものや、垂れ下がるものなど様々ですが、どれも共通して見応えのある華やかな花苞を出します。

栽培は難しくありませんが、やや湿度の高い環境を好みます。水やりを小まめにし、葉の丸まり具合などを良くチェックしてあげてください。強光に晒すと葉がやや紫になるものもあり、直射日光には良く耐えます。明るく風通しのよいところで管理してあげてください。

ヒューストンの栽培品種には以下のようなものがあります。

  • Tillandsia  Houston ‘Southern Cross’ 花苞が真紅のバラ色、ルビーレッドの鮮やかな赤色
  • Tillandsia  Houston ‘Cotton Candy’ 小型サイズで開花し、花苞は鮮やかなピンク色
  • Tillandsia  Houston ‘Cotton Candy Purple’ 小型サイズ 花苞はピンクで葉がやや紫色が強い
  • Tillandsia  Houston ‘Cotton Candy Pink’ 小型サイズ 花苞が大きくピンク色が鮮やか
  • Tillandsia  Houston `Enano’  小型サイズのもので花を咲かせず子株をよく出してクランプ化する。トリコームが少なく、葉の細いタイプもある
  • Tillandsia  Houston ‘Flaming Cascade’
  • Tillandsia  Houston ‘Really Red’ トロピフローラ社の選抜個体 やや小型で花苞は赤みが強い
  • Tillandsia  Houston ‘Houston Colossus’ Paul氏作出 30cmを越すほど大きく成長する種。葉の密度も非常に高い。
  • Tillandsia  Houston ‘Flaming Spire’ 最初に開花した40株の中で最も優れた花苞を持っていた種。花苞は真っ直ぐ伸び硬く直立しており、色味は真紅のバラ色だったそうです。
  • Tillandsia Houston ‘Red Princess’ 葉がやや紫色で、花序は暗い色をしている。

 

花色

白、ピンク

開花サイズの目安

横 10~25cm 高さ 8~20cm

原産地

人工交配種 Mark Dimmitt氏作出

栽培難易度

容易

水遣りの目安 

週に3回ほど

日照

半日陰

直射日光は50%ほど遮光する

栽培のポイント

明るく風通しのよい環境で水やりをしっかりと行っていく。

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