【FrontierPlants】チランジア・ポリスタキア Tillandsia polystachia 育て方 図鑑
目次
チランジア・ポリスタキアはボリビア、メキシコ、中央アメリカと広い地域に分布するチランジアで、最初に登録されたチランジアの一つで1762年に登録されました。標高0~1800mに樹木や岩に着生しており、標本個体は西インド諸島で採取されたということしか分かっておらず、詳細は不明です。
緑葉種の丈夫なチランジアで、よくベロエンシスと間違われる。本種は黄緑色の葉とツルツルした質感が特徴的で、ベロエンシスは葉にややトリコームが出ている。両者の違いは花苞によって見分けることができるそうで、本種の花苞はやや短めとのこと。
葉は柔らかく、厚みがあります。トリコームはほとんど無く、光沢のあるツルツルとした黄緑色の葉が綺麗です。
開花期には葉は茶褐色に色づき、赤い花序を出して開花します。花は紫色の筒状の花です。
性質は丈夫で育てやすく、湿度を好みますが乾燥にも良く耐えます。高温にも強く、本当に丈夫です。素焼きの鉢などにミズゴケで植えると調子よく成長してくれます。
コスタリカ産のチランジア・ポリスタキア・アルバ Tillandsia polystachia var. albaなどの変種もあります。
またフリーセアとの交配が確認されている珍しいチランジアでもあります。
交配種
- チランジア・ビスケーン(ポリスタキア×カピタータ) Tillandsia Biscayne(T.polystachia × T.capitata)
- チランジア・ガッシャー(リンバータ×ポリスタキア) Tillandsia Gusher (T.limbata × T.polystachia)
- チランジア・ポリリーエレン(バルビシアーナ×ポリスタキア) Tillandsia Polly Ellen (T.balbisiana × T.polystachia)
- フリーセランドシア・レイラニ(フリーセア・パメラリーヴァー×チランジア・ポリスタキア)xVrieslandsia Leilani (Vriesea Pamela Leaver ×Tillandsia polystachia)
花色
紫色
開花サイズの目安
横10~20cm 高さ10~25cm
原産地
ボリビア、メキシコ、中央アメリカ等
栽培難易度
容易
水遣りの目安
週に3回ほど
日照
明るい日陰
栽培のポイント
明るく風通しのよいところで、素焼き鉢などに植えつけて管理すること。
基本的なチランジアの育て方はコチラ
フロンティアプランツオンラインストアはこちら
Leave a Reply